お知らせ
- 展示会 | 2025.10.25 sat ・10.26 sun 工房からの風 craft in action
- 展示会 | 2025.11.21(五) – 11.23(日) 台湾 島作 Island Craft Market 日常美
- 展示会 | 2025.12.5 fri – 12.13 sat プリズムプラス 個展
心地よく愛着を持って
長くお使いいただけるものを

暮らしの中で使うものをつくるということは
使う人に寄り添うことだと考えています。
日常に気持ちよく馴染んでいってくれるように
できれば長い時間を共にしてもらえるように
そんな思いを大切に
手織りや草木染めの作品をつくっています。
RIRI TEXTILE

織
hand woven
手織り hand woven
伝統的な技法を使いながらも今の暮らしに寄り添う感覚を大切に
ひとつひとつの作品を丁寧に織り上げています。
糸 yarn
リネン・カシミヤ・シルクなど、作品の用途やデザインに合わせて素材を選びます。
自ら草木染めした糸や素材の色を生かした白や生成の糸を使っています。
カシミヤなど一部のデリケートな素材では、メーカーであらかじめ染められた糸も取り入れています。
技法 Craftsmanship
経糸と緯糸。直線の交差で生まれる織物は構造的に制約も多いです。
その限られた枠の中で糸の種類や太さ、織り目の密度、色、文様などの要素を掛け合わせ
さまざまな表情を生み出すことができます。
工夫と選択を重ねて自分らしい布、心地よい布を目指しています。












染
hand dye
草木染め natural dyeing
堅牢度や発色などが優れているため
昔から使われてきた伝統的な染料植物を主に使っています。
一部の染料は自ら庭で育てています。
染料となる植物をコントロールしようとせず
色という植物の恵みに感謝して慈しむことを大切に染めています。
墨染め sumi dyeing
墨汁と同じ素材の松煙(松の煤)を使い、オリジナルの配合で染料を作っています。
太陽と風の力で、深い墨色が布や糸に定着します。
藍染め indigo dyeing
地元埼玉で江戸時代より続く武州藍の紺屋で染めさせていただいています。
染め重ねる回数によって、澄んだ藍から深い藍までさまざまな青が生まれます。




素材
material
さまざまな自然素材が持つ個性を大切に作品を作っています。
染色はせず、素材そのままの色や晒した白の美しさを生かすことも多くあります。

麻
リネン(亜麻)は使い込むほどにやわらかさが増し、風合いの変化を楽しめます。
吸湿性と速乾性に優れ、暑い季節もさらりと心地よくお使いいただけます。
ほかにもラミー(苧麻)、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)など、アイテムに合わせてさまざまな麻を使い分けています。
絹
着物用の上質な生糸や紬糸、ワイルドな野蚕の糸など、それぞれの個性を生かして作品に取り入れています。
光沢や吸湿性・保温性に優れ、季節を問わずお使いいただけます。草木染めならではの繊細で美しい発色も魅力のひとつです。
カシミヤ
なめらかな質感と軽さ、そして優れたあたたかさが魅力の素材です。
原料から紡績まで丁寧に管理された高品質の糸を、国内メーカーより仕入れています。
デリケートな質感と色の美しさを活かすため、あらかじめ化学染料で染められた糸を使用しています。
他
ウールやアルパカ、綿などは、決まったメーカーや問屋から取り寄せるものもあれば、偶然出会った素材も。
直接触れて気に入った糸や布を作品に使用しています。

お手入れ
care
草木染めの作品は、光などの影響で変色する場合がございます。
長期保管の際は、通気性のよい紙袋や布に包み直射日光の当たらない場所で保管してください。
作品を軽く丸めて収納すると色落ちしにくく万一色が変化した場合にも目立ちにくくなります。
濃い藍染めの作品は摩擦により色移りすることがございます。
淡い色のお洋服と合わせる際には、ご注意ください。
数回のお洗濯で色は落ち着いてまいりますが、万一色移りした場合
できるだけ早めに部分洗いしていただくと、シミにならずに落とすことができます。

リネン、シルク、コットン他
中性洗剤を使用し、手洗いしてください。
軽く脱水した後は陰干しをお願いします。
浸け置き洗いや漂白剤のご使用はお避けください。
カシミヤ、ウール、アルパカ他
中性洗剤を使用し、揉まずにやさしく押し洗いしてください。
洗濯後は絞らず、そのままハンガーや竿に掛けて干すと(だら干しと呼ばれ方法)繊維がつぶれず風合いも整います。
だら干しが難しい場合は、布を屏風畳みにして両手で軽く押さえるように水を切り、タオルで水分を取ってから干してください。



Profile
和泉 綾子 Ayako Izumi
埼玉県出身
女子美術大学短期大学部 テキスタイルデザインコース専攻科卒業
同大学テキスタイルデザイン研究室にて実習補佐として一年間勤務
うらたすみよ織工房にて本格的に織りを学ぶ
都内を中心にギャラリー展示、クラフトフェアなど活動の場を広げる
Joshibi University of Art and Design Junior College, Textile Design Course
Studied weaving in earnest at the Urata Sumiyo Weaving Studio.
Began activities as RIRI TEXTILE in 2010.
Expanding activities primarily in Tokyo, including gallery exhibitions and craft fairs.

